「新選組」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

新選組(しんせんぐみ)

｢新選組｣とは｢幕末に暗躍し現在も人気が高い近藤勇らを中心とした徳川将軍を警護する浪士隊｣です。要するに徳川将軍を守る警察のテロ撲滅チームのような集団が｢新選組｣で、近藤勇や土方歳三や沖田総司など華がある武士が集まり活躍をしたので、幕末の混乱期とはいえ民衆からも人気が集まり、現在でも若い女性などから支持されています。

新選組の意味とは

｢新選組｣の意味は以下の通りとなります。
(1)江戸時代末期の幕末に京都治安維持として近藤勇を中心に結成された武士達による浪士隊。
(2)近藤勇を局長として土方歳三や沖田総司らによって京都で結成された警察部隊で、江戸時代後期に討幕を狙う集団を取り締まり活躍したが、最後は幕府が大政奉還をして終了を迎える。
(3)｢新撰組｣とも書き同義。
江戸時代を示す象徴的な出来事は、関ヶ原の戦いで勝利し江戸幕府を開いた徳川家康と260年続いた幕府の最後を飾る｢新選組｣の二つと言っても過言ではないほど有名で、それぐらい｢新選組｣は大変大きな存在です。現在で例えるなら警察内特別組織やテロ撲滅チームといったところで、幕府や政府側なのは間違いないが、実際にはどのような活動をし能力はどれ程なのか謎多き集団でした。そんな｢新選組｣(正確には前身組織”壬生浪士組”)は幕府によって京都の治安維持として1863年3月に局長･近藤勇を中心に土方歳三や沖田総司らで結成され、発足時は24人だが最大では230人なるほど勢力を誇りました。｢新選組｣がその名を轟かせるのは1864年の｢池田屋事件｣で、討幕を目論む長州藩や土佐藩の武士を倒した事から幕府や民衆からも評価や人気を高める事に成功します。しかし、その後も討幕を目指す事件が相次ぎ、いくら｢新選組｣が取り締まっても、大きな波として時代の変化を求めていたのでしょう。そして1867年10月に｢大政奉還｣が行われ｢新選組｣は近藤勇は処刑され、土方歳三も戦死して、1869年に僅か6年ばかりの活動期間が終焉を迎えました。

新選組の由来

｢新選組｣の前身となる｢京都守護職預かり壬生浪士組｣が1863年3月12日に誕生し、幕府転覆を目論む｢八月十八日の政変｣を阻止する活躍によって同年9月に正式に｢新選組｣と任命されます。

新選組の文章・例文

例文1.新選組の活躍を描いたドラマや漫画に小説は数多いが、それは新しい時代の到来と栄枯盛衰が明確だからだと個人的に思う。
例文2.今夏は京都旅行を計画しているが、新選組ゆかりの地を巡るのが今から楽しみだ。
例文3.新選組が今でもネームバリューがあるのは、｢れいわ新選組｣と政党が名付ける事からも窺える。
例文4.人によっては大活躍した時期の新選組よりも、晩年の波瀾の新選組に興味を持つ事も多いだろう。
例文5.大河ドラマの新選組を楽しみにしていたと、急に物思いに耽ってしまった。
｢新選組｣についての例文となります。

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新選組の会話例

• 

  江戸時代というと何を思い出す？
• 

  それは新選組でしょう。イケメンばかりだから女性人気も高いのよ。
• 

  知ってるよ。スマホのゲームアプリでも新選組は人気だよね。でも、実際にあんなにイケメンばかりなのって突っ込みたくなるけど。
• 

  それが実際にイケメンばかりだから、今も人気なんじゃない。

｢新選組｣大好きな女性とその知人男性の会話となります。

新選組の類義語

｢新選組｣の類義語には、｢甲陽鎮撫隊｣｢靖兵隊｣｢旧幕府軍｣｢壬生浪士組｣などの言葉が挙げられます。

新選組の対義語

｢新選組｣の対義語には、対立組織である｢新政府軍｣｢新政府東征軍｣などの言葉が挙げられます。

新選組まとめ

｢新選組｣は江戸末期に近藤勇らの武士が活躍をした治安維持の組織です。当時は討幕を目論む集団が多くその為に現在の警察のような役目を担っていましたが、時代の波に翻弄されるように僅か6年あまりの活動に幕を閉じます。