トラベリング(Traveling)

「トラベリング」とは「バスケットの反則でボールを持ったまま3歩以上歩く事、そして旅行や移動という意味もある言葉」です。スポーツはルールを守るから面白くて、ルールがない無法状態での反則ありきだと、どんなスポーツでも途端に退屈になるでしょう。反則が多いスポーツというと多くの人はサッカーを連想するようですが、バスケットも実は多くてレフェリーが笛を吹いてコントロールする回数が多いです。個人的には反則が多くても、選手がレフェリーに従うなら問題がないと思いますが、それでもあまりにも多いとゲームが壊れてしまいますよね。

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トラベリングの意味とは

「トラベリング」の意味は以下の通りとなります。
(1)バスケットボールの反則プレイで、ボールを持った選手が3歩以上歩く事。
(2)直訳すると「旅行」「移動」「巡業」で、人や物が移動したり動く事。
「トラベリング」は主にバスケの反則と旅行や移動といった意味合いで使用されます。バスケの場合では「トラベリング」は基本的な反則行為で、ボールを持った選手が3歩以上歩くと審判によって反則とみなされ、その場所から近いサイドラインやエンドラインから相手チームのボールでスローインで試合が再開されます。ですからボールを持つと2歩目まではOKですが、3歩になると反則を取られます。しかし、最近のバスケでは選手や審判によって微妙な歩数のカウントでズレもあるので、ルール改定がなされ「ゼロステップ」という新ルールが採用されるなど試行錯誤が続いています。バスケ以外では直訳した旅行や移動に関連させた使い方がされ、例えば「トラベリングバッグ」は「旅行鞄」、「トラベリングサーカス」は「サーカス巡業」といった形になります。旅行代理店のサイトや店頭には「○○トラベリング」や「格安トラベリングなら〇○代理店におまかせ」といった宣伝を見掛けた事があると思いますが、それぐらい日本では旅行に「トラベリング」はお馴染みになっています。

トラベリングの由来

「トラベリング」は旅行や移動という意味が最初にあり、それがバスケットにも採用されたと言われています。ゲームを面白くする為に、ボールを持ったまま移動するのは反則行為として「トラベリング」が採用されたそうです。バスケット自体は1891年にアメリカで誕生したスポーツで、体育教師であったジェームズ・ネイスミス氏が考案し、その後は何度もルール改正が行われ現在に至ります。

トラベリングの文章・例文

例文1.視力が悪いので自分がバスケの審判ならトラベリングを見極められず観客からブーイングの嵐だろう。
例文2.トラベリングバッグを購入したのでいつでも旅行可能だが、仕事が忙しくて出掛ける暇がない。
例文3.トラベリングは反則だがファールにはカウントしないので、5回しても退場にはならないと知り、何て素人に優しいルールなんだと感激した。
例文4.試合が均衡してくると緊張からトラベリングをどうしてもしてしまうので、遂にはベンチが俺のベストポジションになった。
例文5.雑誌やネットでは女性に好意を持たれる趣味はトラベリングとなっているので、自分も趣味は旅行と常に答えているが女性ウケはまったく良くないどころか壊滅状態だ。
バスケや旅行に「トラベリング」を使った例文です。

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トラベリングの会話例

  • 質問者アイコン

    今のってトラベリングじゃない?

  • 回答者アイコン

    違うわよ。だから審判も反則にしなかったでしょう。

  • 質問者アイコン

    確かに言われてみれば、トラベリングじゃないか。

  • 回答者アイコン

    そうだって。2歩目まではOKなんだから、それがトラベリングよ。

バスケットをテレビ観戦している男女の会話となります。

トラベリングの類義語

「トラベリング」の類義語には、バスケットでは「ピボット」「ファウル」「チャージング」「ブロッキング」「5ファウル」、旅行では「トリップ」「旅」「ジャーニー」「渡航」「小旅行」などの言葉が挙げられます。

トラベリングの対義語

「トラベリング」の対義語は強いて挙げるならバスケットなら「セーフ」「インプレー」、旅行なら「地物」、反則なら「遵守」「厳守」「順守」などの言葉が挙げられます。

トラベリングまとめ

「トラベリング」はバスケットボールでボールを持ったまま3歩以上歩く反則や旅行などの意味となる言葉です。通常ならバスケット用語という認識が強くなりますが、日本では正直なところあまりバスケ熱があまり高くないのもあり、「トラベル」の類似や派生として「トラベリング」を旅行と捉える人の方が多いのではないでしょうか。

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