イエスマン(Yes Man)

「イエスマン」とは「どんな質問に対してもイエス(YES)と答えてしまう人のこと」です。様々な依頼やお願いに対して断れずに受けてしまう人を批判するようなネガティブな意味で使われます。または、2008年公開の大ヒット映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」の(監督:ペイトン・リード。主演:ジム・キャリー)の事を指します。この映画ではノー(NO)が口癖の主人公が全てのことに対してイエスと言うようにした結果人生が好転しました。今回はこの「イエスマン」という言葉について解説をしていきたいと思います。

[adstext]
[ads]

イエスマンの意味とは

「イエスマン」の意味は以下の通りとなります。
(1)全ての物事にイエス(YES)と答える人。
(2)お願いに対して断れない人。
(3)映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」。
(4)上司に対して全てにイエスと答えて自分の意見を持たないこと。
上司に対して「はい、はい」としか言えない部下の状態がイメージできるかと思います。
上の立場にある人物がイエスマンの部下ばかりを自分の部下に置き、自分の意見を通すような組織にしました。その結果、間違った方向に進んでいたにも関わらず、誰も指摘することができなかったと言うような話は良くあります。人は肯定された方が気分が良くなりますが、必ずしも肯定されていることがその人の意見とは限りません。
イエスマンと言うとあまりポジティブな意味で囚われないことが多いですが、映画イエスマンではノーが口癖の主人公がイエスの誓い(どんなことに対してもイエスと答える。ノーと言えば災いが起こる。)をすることによって、最終的にはハッピーエンドで終わることができました。

イエスマンの由来

「イエスマンの由来」は英語の「Yes Man」から来ています。はいを表す「Yes」と男性を表す「Man」からなります。「Man」という男性を表す言葉が入っていますが、男女に対して使うことが可能です。英語には「Yes Woman」という言葉もあるようですがあまり一般的ではないようです。

イエスマンの文章・例文

例文1.彼は上司に対していつもイエスマンである。
例文2.イエスマンであり続けることはあまりいい印象を与えない。
例文3.最近ついてないと感じたら一度映画イエスマンのようになってみたらいい。
例文4.依頼を断れない彼は裏ではイエスマンと言われている。
例文5.イエスマンに徹することで信頼を得ることは決して正しい選択ではない。
「イエスマン」を使った例文となります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

イエスマンの会話例

  • 質問者アイコン

    昨日も上司に誘われて飲みにいったんだよね。いくら上司が奢ってくれるからって毎日は流石にきついよ。

  • 回答者アイコン

    基本イエスマンだから今度誘い断ってみたら。ノーが言えて初めてイエスに価値があるんだよ。

  • 質問者アイコン

    数年前に映画イエスマンを見てから俺もイエスの誓いをたてたんだよね。ノーと言うと大変な目に遭うから無理だよ。

  • 回答者アイコン

    それは気持ちの問題でしょ。

会社の同僚達の会話です。

イエスマンの類義語

イエスマンの類義語には、「従順」「唯々諾々」「召し使い」などの言葉が挙げられます。

>イエスマンの対義語

イエスマンの対義語には、「ノーマン」が挙げられますがあまり一般的な言葉ではないようです。

>イエスマンまとめ

イエスマンであり続けることは必ずしも正しいとは言えませんが、最近自分の人生が上手くいかないと思っている人は何事にもイエスと答えてみる期間を設けてみるのも面白いかもしれません。後ろ向きな人生が前向きに変わるのではないでしょうか。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

Checkmateのサービスを紹介する広告です。
この記事を読んでいる人に人気の記事