ネットミーム(Internet meme)
「ネットミーム」もしくは「インターネットミーム」とは「インターネットの世界で様々な言葉、画像や動画が多くの人に伝わっていく現象」です。つまりはバズっている物を指します。ネットの世界ではいかにバズって、いいねをもらえるかが評価の基準の一つとなっています。今回はそんな言葉である「ネットミーム」を解説していきます。
ネットミームの意味とは
「ネットミーム」の意味は以下の通りとなります。
(1)インターネットの世界で様々な言葉、画像や動画が多くの人に伝わっていく現象
(2)バズった言葉や動画、画像
(3)多くの人に拡散された物
ネット上で多くの人に共有され、真似されている言葉や画像、動画に対してネットの世界で情報が広まっていくことをミームという言葉を使い表現しています。ミームはギリシャ語で模倣や真似を意味する「mimeme」からきています。「ネットミーム」と言われる言葉や物は主にSNS等のネットの世界で広まっていき、場合によっては現実世界でも使われることもあります。「ネットミーム」はどんな物に対して起こるか未知数なため、たとえ発信した本人が拡散を希望していなかったとしても、別の誰かによって世界中へと広めることができてしまいます。そんな危険も隣り合わせだからこそ「ネットミーム」になった時の反響も凄まじいものです。
ネットミームの由来
「ネットミーム」の由来は、英語の「Internet meme」からです。ミーム(meme)はイギリスの進化生物学者・動物行動学者のリチャード・ドーキンスさんが自身の著書である「利己的な遺伝子」の中で生み出した言葉です。ギリシャ語で模倣や真似を意味する「mimeme」からきています。リチャードさんは著書で文化的情報はミームという一つの単位として、人から人へ脳を通して複製されて広がっていくと紹介しています。
の文章・例文
例文1.一部の業界で流行していた言葉がいつの間にかネットミームになっていた。
例文2.この画像はネットミームとして多くの人によって共有された。
例文3.ネットミームによって悪気がなかったとしても多くの人の目に留まることになった。
例文4.不適切な動画をSNSにあげたことでネットミームになり、現実世界にまで影響を与えてしまった。
例文5.たくさんの人によって拡散された画像がネットミームとなり世界中の人の目に留まることになった。
「ネットミーム」を使った例文です。
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ネットミームの会話例
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メントスをコーラの中に入れるとめっちゃ泡が出るの知ってる?
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もちろん知ってるよ。それ数年前に動画サイトで流行ったネットミームだからね。
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そうなんだ、あんまりSNSやってないから知らなかった。
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当時はいろんな人が真似しててうんざりしてたけどね。
ネットで流行しているものについて話す二人組です。
ネットミームの類義語
「ネットミーム」の類義語には、「摸倣子」「模倣」などの言葉が挙げられます。
ネットミームのまとめ
ネットの世界で多くの人が真似をしている言葉や物を表す言葉である「ネットミーム」の紹介でした。「ネットミーム」になるようなものは決してモラルがあるものだけとは限らず、場合によっては一部の人や本人を傷つけてしまう恐れがあります。簡単にコピーができて拡散ができる世界だからこそ、責任を持って利用しましょう。