「DCブランド」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

DCブランド（ディーシーブランド）

「DCブランド」とは「1980年代に流行したデザインや柄が特徴的な日本から生まれた高級ブランドの総称」です。今ではこの言葉を聞く機会はほとんどありませんが、当時はたくさんの「DCブランド」が流行の中心にありました。今回はそんな「DCブランド」を解説していきます。

DCブランドの意味とは

｢DCブランド｣の意味は以下の通りとなります。
(1)1980年代に流行したデザインや柄が特徴的な日本から生まれた高級ブランドの総称
(2)1980年代に流行したデザイナーの名前やロゴが前面に押し出されている高級ブランドの総称
1980年代の日本はバブル真っ只中ということもあり多くの物で溢れかえりました。みんなが同じ大量生産の服や海外ブランドを身に纏っている中で、個性を求める人から誕生したのが日本のデザイナー達による｢DCブランド｣です。
｢DCブランド｣に明確な定義はありませんが、単品大量生産の大手メーカーに対抗する形で小規模な生産で個性的なデザインのブランドに対して使われました。
渋谷、原宿などから流行が始まりラフォーレ原宿や渋谷パルコがDCブランドの聖地と言われていました。また、地方にもファッションビルを通して広がっていきました。

DCブランドの由来

「DCブランド」の由来は、Dはデザイナー、Cはキャラクターを表す言葉を合わせた和製英語からです。デザイナー個人の名前、ブランドのロゴやキャラクターが全面に押し出されたデザインからこのような名前になったそうです。

DCブランドの文章・例文

例文1.1980年代に様々なDCブランドが誕生しては消えていった。
例文2.現代でもいくつかのDCブランドは一部のファンに受け入れられている。
例文3.時代を席巻したDCブランドはバブルの衰退とともに死語となった。
例文4.DCブランドのいくつかは海外でも高い評価を受けていた。
例文5.DCブランドはバブル期を象徴するファッションの一つである。
「DCブランド」を使った例文です。

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DCブランドの会話例

• 

  すごく派手な服だね。
• 

  有名なブランドじゃないけど個性的で気に入ってるんだ。
• 

  昔でいうDCブランドみたいな感じだよね。
• 

  似てるかもだけどその言葉使ってる人は今はほとんどいないよ。

ファッション好きの人々の会話です。

DCブランドの類義語

「DCブランド」の類義語は｢デザイナーブランド｣｢キャラクターズブランド｣などの言葉が挙げられます。

の対義語

「DCブランド」の対義語はありませんが、「DCブランド」衰退後はシンプルなファッションを好むようになり｢渋カジ｣｢ファストファッション｣などの言葉が挙げられます。

DCブランドのまとめ

規模が小さなブランドが多数であった「DCブランド」はほとんどがバブルの崩壊と共に姿を消しました。しかし、いくつかのブランドは海外展開なども行い個性的なデザインや世界観から海外でも高い評価を受けています。バブル時代に一時代を築いた「DCブランド」は現在の平成レトロなどのブームにより改めて人気になる可能性があるのではないでしょうか。