ヴィヒタ(Vihta)

「ヴィヒタ」とは「サウナの本場フィンランド発祥の白樺の枝束を指す言葉で、豊かな香りと肌への健康効果が期待される事からサウナマッサージの必須アイテム」です。テレビなどでサウナの様子が取り上げられると、何やら花や枝束のような物が室内に吊るされていたり身体を叩いている事がありませんか? これが実は白樺の枝束「ヴィヒタ」で、日本やフィンランドのサウナ施設には欠かす事が出来ない重要な物なのです。

[adstext]
[ads]

ヴィヒタの意味とは

「ヴィヒタ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)サウナの本場フィンランドで誕生した白樺の枝を束ねたブーケ状の物で、サウナ室内に香りを充満させたり身体を叩くマッサージなどで用いられる。
 (2)日本のサウナ施設でも欠かせられない白樺の枝束の呼び名で、サウナ室内のインテリアとして爽やかな匂いでリラックスさせたり水風呂に入れたり、或いは身体を叩くマッサージに使うと葉に含まれるミネラルやアミノ酸で美肌や殺菌効果も期待される。
 (3)「ヴァスタ」「ウィスク」も同義。
「ヴィヒタ」はフィンランドを象徴する木である白樺の枝束の事です。厳密には白樺の若葉を用いるので夏はそのままですが、他の季節は乾燥させたものを「ヴィヒタ」としています。北国や高地では白樺は至るところに植えられていて、特にフィンランドではサウナに使用する重要アイテムとなっています。白樺の葉が付いた枝を束にした「ヴィヒタ」をサウナ室内に飾ったり水風呂に入れると良い香りが充満しますし、マッサージの際に身体を撫でたり叩けば健康効果があるとされ、日本でも多くのサウナ施設で導入されています。最近はサウナや温泉などの人気もあって、「ヴィヒタ」のエキスが含まれている家庭用入浴剤やタオルなども発売されるなど、サウナ施設だけに留まらず一般家庭でも使用される事が増えている人気アイテムです。

ヴィヒタの由来

「ヴィヒタ」は世界一のサウナ大国であるフィンランドで誕生しました。フィンランドとサウナの歴史は大変古く、一説によると数千年前のフィンランド民族が暮らしていた中央アジアで誕生をして、民族が移動するに連れて世界各地でも広まっていったようです。日本ではどこが最初に導入したのか不明ですが、現在は北海道上富良野町に日本初「ヴィヒタメーカー」である株式会社「丸一幾久屋」の「ヴィヒタの杜」などが商品として扱っています。

ヴィヒタの文章・例文

例文1.サウナ愛好家夫婦が大喧嘩をして仲裁に入ったが、互いにヴィヒタで叩き合う姿には夫婦の絆と凶暴性も垣間見れて思わず笑ってしまった。
例文2.サウナーにとってはヴィヒタの香りは格別だそうだが、肥満の私は焼肉屋やラーメン店の匂いの方が堪らない。
例文3.昔のヤクザはサウナでは丸腰になるので、ヴィヒタに道具を隠していたらしい。
例文4.家族へのお土産にと白樺でつくったヴィヒタのタオルセットを購入した。
例文5.Amazonでサウナグッズを探していたら国産ヴィヒタに興味が奪われ思わず無駄遣いと分かっているがポチった。
「ヴィヒタ」を使った例文となります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

ヴィヒタの会話例

  • 質問者アイコン

    疲れが取れないなー。加齢もあるけど、何とかならんかなー。

  • 回答者アイコン

    課長、そんな時こそサウナに行ってみたらどうですか?

  • 質問者アイコン

    サウナかー。もう何年も行っていないなー。そういえば今はブームで盛り上がっているんだよな。

  • 回答者アイコン

    日本全国でサウナブームが到来ですよ。ヴィヒタの香りに包まれながら整えば、仕事の疲れなんて吹き飛びますって。

職場で仕事疲れを愚痴る上司にサウナをお勧めしている会話です。

ヴィヒタの類義語

「ヴィヒタ」の類義語には「ウィスキング」「白樺乾燥葉」「サウナウィスク」などの言葉が挙げられます。

ヴィヒタまとめ

サウナグッズの中でも重要な物が白樺の枝を束ねた「ヴィヒタ」です。サウナ室内に吊るして爽やかな香りを出したり、マッサージで身体を叩く際に使うと葉の成分が肌などに健康効果があるとされています。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

Checkmateのサービスを紹介する広告です。
この記事を読んでいる人に人気の記事