継続は力なり(けいぞくはちからなり)
継続は力なりは小さなことであっても続けていく事が結果・成果に繋がるという意味です。どのような事をやるにも、それなりの結果を求めたり、知識や経験として身に着ける為には、やり続けることが大切です。続けなければ、本当の意味で身にはつかないし、結果もついてきません。こういった際によく上司や知人に言われたりする言葉に「継続は力なり」という言葉があります。継続は力なりの意味や由来、類義語や対義語を解説したいと思います。
継続は力なりの意味とは
継続は力なりの意味は、読んで字のごとくですが、小さなことでも続けていくとこが結果に繋がるという言葉になります。同じことを続ける事は単調で飽きてしまう事もあるかもしれませんが、しかしその中で積み重ねをしていく事で大きな成果を得られるという格言にも似た言葉と言えます。
継続は力なりの由来
実はこの言葉の由来は定かではなく、誰が使い始めたのかは諸説あるのが現状です。有名な所では、浄土宗の宗教家の住岡夜晃さんの讃嘆の詩(さんだんのうた)の一説で「念願は人格を決定す 継続は力なり」というフレーズがあります。
継続は力なりの文章・例文
例文1.地道に勉強すれば、テストで良い点もとれる。継続は力なりだ
例文2.継続は力なりと言うし、毎日ウォーキングすれば、少しづつでも体重を落とせる
例文3.仕事で成果を出す為に必要な事は、小さなことを積み上げていくこと。継続は力なりということだ
例文4.継続は力なりと言うように、何事も続けることだ
例文5.あの有名なイチロー選手も継続は力なりという言葉を大事にしている
実際に使う際は、自分自身を励ましたり、勇気づけたりする言葉として、または他の人から言われる言葉として、非常に前向きかつポジティブな言葉であると言えるでしょう。実際に座右の銘にしている人が多いのも頷ける言葉です。
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継続は力なりの会話例
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部活の練習疲れた…明日の朝練さぼりたい。
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こら、継続は力なりって言うでしょ。ちゃんと行かないと強くなれないわよ。
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わかってるよ。言ってみただけだっての。明日も朝練行くよ。
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早くお風呂に入って寝ちゃいなさい。
部活帰りの子と母親の会話でした。「継続は力なり」という言葉は多用されるので詳しい意味も覚えておきたいですね。
継続は力なりの類義語
継続は力なりに類する類義語として、「千里の道も一歩から」「塵も積もれば山となる」「雨垂れ石を穿つ」という言葉があります。これらの言葉に共通して言えるのは、小さなことを積み上げていくという事や、地道に続けるという事です。
継続は力なりの対義語
継続は力なりの対義語としては、飽きっぽい様を表した「三日坊主」や「近惚れの早飽き」「熱しやすく冷めやすい」などが挙げられます。これらの言葉に共通するのはコツコツ続けるというよりも、一瞬やる気になっても継続できないという事です。
継続は力なりまとめ
継続は力なりという言葉は、慣用句としては聞いたままの言葉になりますが、その言葉の重要性は普段の生活に密接している物であり、重要な言葉です。続けるという事には、中には終わりやゴールのないものもあるので、常に目標を持ちそこに向かっての努力を続けることが重要です。そういった心の持ちよう、精神的な充実が人生においては重要なのかもしれません。