インタラクティブ(interactive)
昔、映像といえばお茶の間で決められたスケジュールに沿って一方的に放映されるテレビ番組を見るのが普通でした。ところが、最近は「インタラクティブ」な映像や娯楽、システムが世の中には溢れています。YouTube、ニコニコ動画、リモコンで参加できるテレビ番組、これらは全部インタラクティブです。さて、このインタラクティブって一体どんなものなのでしょう?「双方向」という意味のこの言葉が、現在どのように使われているかを見ていきましょう。
この記事の目次
インタラクティブの意味とは
インタラクティブとはもとは英語でinteractiveです。これは「双方向の、対話式」というような意味を持つ形容詞です。
つまり、「一方的ではなくやり取りができる」のがインタラクティブといえます。例えば、テレビは通常一方的な映像です。しかし、最近は「dボタンを押してください!」などリモコンでクイズに参加したり、ツイッターでリアルタイムで流れるコメントを読んだりと、視聴者が参加できるようになっています。これもインタラクティブな娯楽と言えます。
また、ニコニコ動画は動画に視聴者のコメントが流れます。YouTubeのライブ配信もチャット機能がありますね。これらもインタラクティブメディアです。また、参加者でグループを作れたり、情報共有できたりするアプリなど、現在は様々なものがインタラクティブになってきているといえます。
インタラクティブの由来
インタラクティブの由来を見てみましょう。Interactiveは3つに分解することができます。
Inter「~の間で」+act「行動する」+ive「性質」の3つです。これが合わさり、「相互的な、お互いに作用する、対話の性質」というような意味合いになるのです。
インタラクティブの文章・例文
例文1.インタラクティブなメディアを好む
例文2.インタラクティブなコミュニケーションによってビジネスを成立させる
例文3.PCもインタラクティブシステムだと言える
例文4.一方的ではなく、もう少しインタラクティブになろう
例文5.インタラクティブプロジェクターというものを初めて見た
例文でも出てきていますが、ビジネス・IT・マーケティング界では、その他の様々な横文字と一緒にインタラクティブを聞く機会がたくさんありそうです。
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インタラクティブの会話例
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横山先生の講義は相変わらず眠くなるなー。
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井上先生の講義の後だと、特にね。井上先生の講義が面白くて、比較するとあくびが出ちゃうのよね。
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井上先生はインタラクティブだからな。寝てる暇がないし、どんどん発言する機会があるから面白いよ。
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講義も活性化するし、盛り上がるわよね。
上記の会話では、大学の講義の仕方について話しています。一方的な勉強会ではなく、ゼミ形式の授業もまたインタラクティブな授業と言えます。
インタラクティブの類義語
インタラクティブの類義語を見てみましょう。当然日本語訳の「やり取り」「双方向」「相互性」でも良いのですが、横文字だと「2WAYコミュニケーション」というものがあります。これもインタラクティブに近い言葉で、会社の社員同士、またクライアントとのやり取りを一方的ではなく、相互的にすることで認識の齟齬を排除するという効果があります。
インタラクティブまとめ
ここまでインタラクティブについて見てきました。基本的に相互的なシステムを見たら、「インタラクティブだな」と思って正解です。