衣装道楽(いしょうどうらく)
あなたの身の回りで何万何十万円もするブランド物に身を包む方、見かけたことがありませんか?周りの人に迷惑をかけていなければその行為自体は何一つ問題ありませんが、その様な高級な衣類に身を包んでいる様子などに対して使う言葉がこの「衣装道楽」という四字熟語になります。
今回はそんな「衣装道楽」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
衣装道楽の意味とは
「衣装道楽」とは、身に付ける衣類や服装に沢山のお金をかける、服飾関係のもので贅沢をすること、またそういった行動を取る人に対して使う言葉になります。
普段身に付ける服を意味する「衣類」と「かに道楽」といった言葉においても使われている、好んでいるものに対して夢中になる様を表した「道楽」という言葉が合わさることによって成り立っている四字熟語です。
衣装道楽の由来
「衣装道楽」という言葉は、日本の明治21年の1888年から昭和58年の1983年まで活動していた、里見弴(さとみとん)という小説家が1919年頃に連載を開始した
今年竹という作品の中で「衣装道楽」という言葉を用いており、これが由来であると考えられます。
衣装道楽の文章・例文
例文1.私の妻の衣装道楽っぷりには驚いてしまう。
例文2.お金がないにも関わらず、衣装道楽な彼は借金寸前だ。
例文3.衣装道楽。彼は貧乏になってしまった。
例文4.最初はそんな気のなかった彼女が今では凄まじい衣装道楽だ。
例文5.衣装道楽が過ぎて借金まみれになったが、今その経験が億万長者の自分を作った。
衣装道楽という経験がもしかしたら逆に何かしらの形で役に立つこともあるかもしれません。
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衣装道楽の会話例
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新しく入ってきた新人さん、かなりの衣装道楽らしいですよ。
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あーだからあんなにオシャレさんなんですね。
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衣装道楽というより、服が好きなんですかね。
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たしかにそれはあるかもしれませんね。
衣装道楽だけでなく何かに対して大金をかける人というのは、良くも悪くもその物の魅力に取り付かれたと言えるのかもしれません。
衣装道楽の類義語
衣装道楽の類義語としては「着道楽」や、「浪費家」などの言葉が挙げられます。
衣装道楽まとめ
「衣装道楽」という言葉は身に付けるものにおいての贅沢を指し示した意味を持つ言葉でありましたが、絵画や映像などに関しても、見て美しいと感じるものを手に入れるためにお金を払うのは誰しも同じことですよね。
ただ度が過ぎれば破滅してしまうため、何事も大きなお金がかかる魅力に対しては注意が必要なのかもしれません。