マグニチュード(magnitude)
日本は世界でも屈指の地震大国で、過去の歴史を紐解いてみても大小様々な地震が無数に起こってきた国です。その原因は日本という土地の真下にある大きな4つのプレートが原因です。これらのプレートの微妙なズレが地震へとつながっています。地震が起こった際に、現地以外の人がそれを知る手段としてはネットやテレビの地震速報が一般的だと思います。そして、どのくらいの規模の地震だったか「マグニチュード」を気にするのではないでしょうか。そこで、このマグニチュードとはどういうものを表しているのかを解説していきたいと思います。
マグニチュードの意味
マグニチュードとは地震から発生するエネルギーの大きさを表す単位のことです。マグニチュード=震度という認識をする方もいますが、実はこの2つは意味が異なります。震度というのは、地震における地面の揺れ動きの強さを表す単位のことです。
マグニチュードの計算方法としては、1000の平方根を底として表した数値で、マグニチュードが1増えると自身のエネルギーは約31.6倍になり、2増えると約1000倍のエネルギーになると言われています。
マグニチュードの由来
マグニチュードという名称は、日本の地震学者である和逹清夫の最大震度と震央までの距離を書き込んだ地図から着想を得た、チャールズ・リヒターが考案したとされています。
マグニチュードの文章・例文
例文1.今回の地震はマグニチュード4だったらしい
例文2.また東南アジアでマグニチュード6強の地震が起こった
例文3.太平洋沖が震源のマグニチュード7クラスの地震が起こったらしい
例文4.マグニチュード3なら大したことはない
例文5.マグニチュード7の地震のせいで大きな被害が出た
数字が大きくなればなるほど、その地震に関連した被害も大きくなってしまいます。
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マグニチュードの会話例
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わっ!?ものすごく揺れたね!
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テレビつけてみようよ!
速報やってるかも。 -
太平洋沖でマグニチュード6か…道理で揺れが強かったわけだ。
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一応、すぐ出られるように必要なものだけ準備しておこうよ。
地震には初期微動の後に主要道という流れがあるので、一度地震がおさまっても気を抜かないようにしましょう。
マグニチュードの類義語
マグニチュードは最初にその名が考案された際には「ローカル・マグニチュード」と呼ばれており、マグニチュードの名称者であるリヒターの名前からとって「リヒター・スケール」とも呼称されていました。
マグニチュードまとめ
実際に抑えておいて欲しいのは、マグニチュード=震度ではないということと、マグニチュードの指数が大きくなるほど地震の威力が跳ね上がるということです。地震大国に住んでいる以上、常に災害に備えられるようにしておきましょう。