氾濫(はんらん)

毎年必ずどこかの地域、国で起こっており、台風や大量に雨が降った後などの報道番組でよく目にする言葉です。川の近くに住んでいる方などは避難勧告が出たり、氾濫に巻き込まれて救助が必要になる場合があります。自然災害の一つであるこの「氾濫」とはどういう意味で使われているのか、これから解説していきます。

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氾濫の意味

川やため池などの水が増して勢いよく溢れ出て洪水になること。
雨などの影響で川から水が、町や農地に溢れること。さらに、川から水があふれたことを「外水氾濫」、川と関係なく町などに雨が溜まり溢れることを「内水氾濫」と言います。

氾濫の由来

「氾」という字には、「(川に)浮ぶ、広がる」などの意味があり、「濫」には「溢れる、みだりに」等の意味があります。これらが組み合わさって、「川が溢れて広がる」つまり「氾濫」という言葉が出来ます。

氾濫の文章・例文

例文1.昨夜の大雨で川が氾濫して道路に水が溜まっている
例文2.近所の川で氾濫注意水を超えたと情報が入った
例文3.川が氾濫した瞬間をカメラにおさめた
例文4.遠い地域で川の氾濫が起きたと報道された
例文5.会社で情報の氾濫が起きている
「氾濫」は水害の意味だけでなく、「好ましくない物事が辺りにいっぱいに出回ること」を意味する場合があります。特にネット環境が整いSNSなどでたくさんの人が本当なのか嘘なのかわからない情報が飛び交っている現代の状況が、まさに情報が氾濫している状態です。

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氾濫の会話例

  • 質問者アイコン

    近くで川が氾濫しそうだって

  • 回答者アイコン

    ほんとだ。
    今調べたら、ネット近くに住んでいる人が動画撮ったり、状況を書き込んだりしているよ。

  • 質問者アイコン

    万が一のことを考えて、遠いところに避難しよう

  • 回答者アイコン

    そうだね、氾濫が起きなければ、それはそれでよかったねって言えることだもんね。

堤防があってもいつそれが壊れるか、もしくは超えてしまうほど川の水が増えてしまうかわかりませんので少しでも危ないかもと思ったら早めに避難することをおすすめします。

氾濫の類義語

氾濫に似た言葉は「溢れ出る」「大洪水」などが挙げられます。

氾濫まとめ

全国のどこかで毎年河川の氾濫が起きており、時には人命を奪う水害とされています。大雨の影響で町などが水浸しになり、腰の高さまで浸水してボートを使っている姿などをニュースでみることがありますね。その危険がある地域に住んでいる方はいつ氾濫が起こるかわからないので事前に避難経路や物品などの確認をするなど注意が必要だと言えます。

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