高嶺の花(たかねのはな)
ドラマのタイトルにもなったこの言葉、よく女性に対して使われることが多いです。学校や会社にも高嶺の花と言われてる女性はいるのではないでしょうか。なんとなくわかるけど、本当はどういう意味なのか知らない、詳しく知りたいという方のために、これから「高嶺の花」について解説します。
高嶺の花の意味
高い峰に咲いている綺麗な花。また、それを遠くから見るだけで手に入れることが出来ない様子。
憧れるだけで自分には遠いものの例え。
高嶺の花の由来
「高嶺の花」はシャクナゲという花のことを指しています。シャクナゲは高山の奥地にしか咲かない花で、摘むには危険と隣り合わせな状態で命懸けでいかなければいけない花です。
花言葉は「警戒」「危険」「威厳」「荘厳」です。
どれもその咲いている環境から付けられたものだと言えますね。
高嶺の花の文章・例文
例文1.生徒会長を務める彼女はとても綺麗でみんなから高嶺の花と言われている
例文2.気になっている女性がいるが、友人達からは口を揃えて高嶺の花だと笑われた
例文3.高嶺の花だと周りから言われるけどそんなの気にしないで話しかけてほしい
例文4.夫はこんな高嶺の花と結婚できて幸せだと言ってくれる
例文5.高嶺の花と言われる先輩に憧れて真似をするけどなかなか近づくことが出来ない
綺麗で威厳のある方はとても素敵ですが、やはり大事にしないといけない雰囲気や自分の気持ちの葛藤でなかなか近寄れなかったりします。
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高嶺の花の会話例
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この頃同じ部署の先輩のことが気になって仕方ない。
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あの人他の会社中で「高嶺の花だ」って言われてるよね。
確かに綺麗だし、仕事もできるし、言葉遣いも綺麗なのよね…。 -
付き合いたいけど、そんな人の隣に立てるわけないよなぁ。
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うん、そんな程度の気持ちなら諦めた方がいいね。
高嶺の花と言われて有名になっている人と付き合うとどうにもふさわしくないのではないかと不安に駆られそうです。
高嶺の花の類義語
高嶺の花に似た言葉は「雲の上の存在」「別世界の人」「別次元の人」などの、地位や身分の違いから、接点を持てない相手を指す言葉が挙げられます。
高嶺の花まとめ
某アーティストの曲のタイトルに使われていたり、ドラマなどで「高嶺の花」という言葉やイメージは様々な人に強く印象付けられているのではないでしょうか。「見ているだけで幸せ」と思う方は別ですが、憧れの人がどんなに高くて危険なところにいても、見合う人になれるように頑張って登り、手を伸ばせば、いつかその手を取ってくれる日が来るかもしれません。諦めずにガンガン行きましょう。