切り込み隊長(きりこみたいちょう)
新たな業界を探し求め、切り開いていくような人のことを「切り込み隊長」と呼びます。よく雑誌やテレビでもインタビューされているその業界で有名な人にまで上り詰める人は、なんだか一味違う気がしますよね。そんな「切り込み隊長」の意味について調べてみました。
切り込み隊長の意味
切り込み隊長とは、誰よりも一番乗りで敵の陣地へ攻め入る、突撃する部隊のリーダー。またその意味が転じることによって、誰よりも先にそれを行う人。野球の一番打者や新規事業を開拓する、パイオニアを表す言葉としても用います。
切り込み隊長の由来
この切り込み隊長という言葉自体がいつから使われた言葉なのか、明確な語源は不明です。しかし、この言葉に含まれる「切り込み」という言葉が使われている「切り込み隊」という言葉は1948年。大岡昇平という人物が作成した「俘虜記」というものの中にて「百五十名から成る斬込隊(きりこみたい)の派遣を告げて来た」という文脈の中に組み込まれて使われていることから、1948年より以前から用いられている言葉であることが考えられます。
切り込み隊長の文章・例文
例文1.切り込み隊長が突撃したが、強襲は失敗に終わった。
例文2.どんなものに対しても勇敢に飛び込んでいく、彼はまさに切り込み隊長だ。
例文3.一騎当千。何年も切り込み隊長を務めた人の強さはやはり格が違う。
例文4.元は臆病者だった彼だが、あることがきっかけで今では切り込み隊長のような勢いある人物になっている。
例文5.ヒカキンはYouTube界の切り込み隊長とも言えるだろう。
切り込み隊長という言葉は勢いがある人物が周りにいる方にとっては、そこまで使わない言葉という訳でもないかもしれませんね。
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切り込み隊長の会話例
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佐藤さんプロジェクトのリーダー抜擢おめでとうございます!
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ありがとうございます!切り込み隊長となってガンガンやっていきますよー!
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リーダーだからこそ、無理はし過ぎないでくださいね!
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はい、任せてください!
切り込み隊長のようなリーダーがいれば、周りはそれに影響されるものですよね。
切り込み隊長の類義語
切り込み隊長の類義語としては、「急先鋒(きゅうせんぽう)」や「突撃(とつげき)」といった言葉が挙げられます。
切り込み隊長まとめ
切り込み隊長という言葉には前人未到のことを成すというような意味を持たせることもできるものであるため、普段からこの言葉を意識して何事も勢いよくやろうとすることは心がけとしても悪くないものかもしれません。
特に最近はインターネットがテレビのような影響力を持つメディアとなってきた分、他にやっている人がいないアイデアを抱えている人はぜひ、切り込み隊長となってそのアイデアを発信してみると人生が大きく変わるかもしれません。