「紙一重」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 紙一重(かみひとえ) 「紙一重」とは「二つの物を比較して僅かな差の事」です。スポーツでは「紙一重の勝利」「紙一重の試合」といった表現が頻繁に使われますが、これは接戦や実力伯仲、どちらが勝つか最後まで分からないという意味合いが込められています。そんな大きな違いがない際に「紙一重」が使われ、特に相手を尊重する日本では好まれ... ことわざ・慣用句 2021年8月1日
「楔を打ち込む」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 楔を打ち込む(くさびをうちこむ) 「楔を打ち込む」とは「敵勢力を分断させたり、人間関係を邪魔する事」です。ハンマーで”楔”という小さな金属を叩くと最後は大木を倒せるので、そこから小さな亀裂でも人間関係とは案外脆く崩れるとも深読みできます。ですから”楔”とは非常に重要であり、見くびっていると大きな痛い目に遭うのです。そん... ことわざ・慣用句 2021年7月30日
「二足の草鞋」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 二足の草鞋(にそくのわらじ) 「二足の草鞋」とは「一人で(相反するような)二つの職業を務める事」です。二つの職業を一人でするので激務というイメージもありますが、かつては中途半端や経済的な事情からのネガティブな印象もあったようです。しかし今では、昼間はOLな女性が夜も働くダブルワークも珍しくないですし、投資ブームもあって... ことわざ・慣用句 2021年7月30日
「耳を信じて目を疑う」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 耳を信じて目を疑う(みみをしんじてめをうたがう) 「耳を信じて目を疑う」とは「人の意見は信じるが目で見たものは信じず、また遠くのものは素晴らしいが近くにあるものは軽んずる」となります。自分に自信がなかったり、或いは相手に憧れたりするとその人の言う事は信じてしまう事が多々あります。それは自分で見たにも関わらず、それよりも... ことわざ・慣用句 2021年7月29日
「奇を衒う」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 奇を衒う(きをてらう) 「奇を衒う」とは「わざと変わった発言や行動をして人の気を引く事」です。学生時代なら異性に注目されたい、友人達に一目置かれたいという願望から敢えて目立つ事をしたりしますが、大人になると普通は落ち着くものですよね。しかし、最近はSNSがあるので目立ったり注目を集めるのを良しとする考えが定着している感... ことわざ・慣用句 2021年7月29日
「下駄を履かせる」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 下駄を履かせる(げたをはかせる) 「下駄を履かせる」とは「価格や数量などを水増しして誤魔化す事」です。「水増し請求」という言葉があるように代金を多くして相手を騙したり、少しでも良く見せようと繕うのが「下駄を履かせる」で、下駄を履くと身長が高くなる事が由来とする点も思わず納得ですよね。それでは「下駄を履かせる」の解説とな... ことわざ・慣用句 2021年7月27日
「行間を読む」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 行間を読む(ぎょうかんをよむ) 「行間を読む」とは「文章や会話における本当の狙いや真意を汲み取る事」です。人間関係なら妙に感が鋭くて、色々と気が利いて配慮が出来る人っていますよね。これは経験もありますが想像力が働いているのです。例えば、些細な点に気が付き風邪薬を渡してくれたりするのは、単に優しいだけではなく会話や雰囲気... ことわざ・慣用句 2021年7月26日
「苦汁を嘗める」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 苦汁を嘗める(くじゅうをなめる) 「苦汁を嘗める」とは「苦い経験や辛い体験など本人のプライドが傷付けられる事」です。大活躍していたスポーツ選手が監督交代で突然二軍に転落させられたり、上司から毛嫌いされて雑用ばかりさせられるなど精神的なストレスや情けない姿に「苦汁を嘗める」となります。それでは、より詳しい解説をさせて頂き... ことわざ・慣用句 2021年7月25日
「釘を刺す」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 釘を刺す(くぎをさす) 「釘を刺す」とは「相手が失敗しないように強い念押しの事」です。後から後悔したくなかったり、或いはお節介の気持ちから思わず何度も注意をしてしまうので、言われている立場からすると面白くはありませんね。”釘”はご存知の通り細い金属棒で、それを打ち込むように小言を繰り返せば相手も理解出来るという目論みな... ことわざ・慣用句 2021年7月24日
「堂々巡り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 堂々巡り(どうどうめぐり) 「堂々巡り」とは「同じ行動や会話、或いは思考が何度も繰り返されてぐるぐる巡り、先には進まない状態」です。ある問題が起こり解決策を模索するとして、普通はある程度で行動に移るものですが、その議論や思考だけで行動に移らないものを「堂々巡り」と言います。或いは行動に移しても延々と失敗ばかりで、一歩も... ことわざ・慣用句 2021年7月24日
「亀の甲より年の功」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう) 「亀の甲より年の功」とは「年長者の意見は経験から来るものなので大事に聞いて従うべき」という事です。何かを知らない時は年長者の助言に従うべきともなり、それぐらい長年生きた経験から学んだ事は若い人にも役立つのです。現在は若い人の意見が正しく、年寄りを老害と否定する意見もあります... ことわざ・慣用句 2021年7月21日
「横紙破り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 横紙破り(よこがみやぶり) 「横紙破り」とは「人のやり方や一般的な方法では満足出来ず、自己流を無理に押し通す事」です。端的に言うなら団体行動が向かない個性的な人で、世に出て活躍する有名人などはこの手のタイプが多いですが、当然ながら同じようなタイプでも失敗だらけで終わってしまう人も大勢います。一発逆転を狙い人生はゲームだ... ことわざ・慣用句 2021年7月20日
「律義者の子沢山」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 律義者の子沢山(りちぎもののこだくさん) 「律義者の子沢山」とは「浮気をしない真面目な夫だと夫婦仲が良いので子供が多くなる」という意味です。幸せな夫婦や家庭を象徴する言葉で、有名な諺「貧乏人の子沢山」とセットで覚えている人も多いでしょう。その反面、昔は子沢山の家は確かに多かったですが、だから幸せで夫婦仲が良かったかと言... ことわざ・慣用句 2021年7月18日
「六十の手習い」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 六十の手習い(ろくじゅうのてならい) 「六十の手習い」とは「60歳で習字を始める事から、高齢になって稽古や習い事を始める喩え」です。有名な諺「習うは一生」に近いニュアンスを持つのが「六十の手習い」で、要するに若さや老いを気にするのは本質を見失っていて、学びたい気持ちこそが最も大事なのでしょう。いくつになっても学びたい気... ことわざ・慣用句 2021年7月17日
「凌雲の志」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 凌雲の志(りょううんのこころざし) 凌雲の志とは「世俗を超越する気概や心意気で、立身出世の喩え」です。例えるなら、なり上がりや出世・成功願望といった熱い気持ちの事で、世の中の常識を超越する程にとても高いのです。それだけ気持ちが強い人で、だからこそ成功を手にしたいのでしょう。そんな目標に向かって猛進する「凌雲の志」の解説... ことわざ・慣用句 2021年7月14日
「腰巾着」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 腰巾着(こしぎんちゃく) 「腰巾着」とは「腰に下げる小物入れの袋から、権力者の傍にいつも居る子分のような人」です。常に後ろに付き機嫌を取る下部のような存在なので、周囲からするといくら出世や権力志向が強いからとしても少々情けなく見えるのも事実です。しかし、権力ある相手を見極めるのに成功したら確実に当人もいずれ権力者となっ... ことわざ・慣用句 2021年7月13日
「柳眉を逆立てる」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 柳眉を逆立てる(りゅうびをさかだてる) 「柳眉を逆立てる」とは「美しい女性が怒りのあまり眉を吊り上げてしまう事」です。同じ様な言葉で男性の場合は「怒髪天を衝く」がありますが、その美人版が「柳眉を逆立てる」となります。したがって、当然ながら男性には使わない言葉となっています。個人的には女性は髪が長いので逆立つのは難しく、... ことわざ・慣用句 2021年7月12日
「有終の美」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 有終の美(ゆうしゅうのび) 有終の美とは「最後を立派に仕上げる事」です。色々な使い方がありますが、大半の人はスポーツを連想すると思います。それぐらい、有名選手や人気選手の現役引退試合でセットとなってメディアに登場する言葉となっているからです。サッカーなら、今季で引退する選手がリーグ戦最後の試合に後半途中から出場し、逆転... ことわざ・慣用句 2021年7月11日
「聞いた百より見た一つ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 聞いた百より見た一つ(きいたひゃくよりみたひとつ) 「聞いた百より見た一つ」とは「人の話を100回聞くよりも、自分の目で一度確かめた事には及ばない」です。他人の様々な意見より自分で実際に見て感じた方が間違いなく、そんな当たり前の事実を述べている諺となっています。もし他人の意見に惑わされやすい性格なら、「聞いた百より見た... ことわざ・慣用句 2021年7月10日
「麒麟も老いては駑馬に劣る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 麒麟も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる) 麒麟も置いては駑馬に劣るとは、どんなに優れた人物や名馬でも、年を取るとその能力は普通の者にさえも劣ってしまうという意味です。よく「若いころはもっと動けた」「年齢には逆らえない」などと耳にすることもありますが、実際にどうしても年を重ねるごとに体力は低下するので、ど... ことわざ・慣用句 2021年7月9日