「契りを結ぶ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 契りを結ぶ(ちぎりをむすぶ) 「契りを結ぶ」とは「約束事全般から、男女間の交わりや夫婦になる事や義兄弟の関係」です。昔は男女の恋愛は結婚前提となる事も多く、婚前交渉などはもっての外だったようです。しかし、現在は恋愛がまるでRPGゲームのようで、若い時などは多くの異性と付き合うのがステータスという側面あります。時代に応じ... ことわざ・慣用句 2021年9月20日
「箍が緩む」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 箍が緩む(たががゆるむ) 「箍が緩む」とは「緊張が緩みだらしなくなる事」です。よくあるパターンとして、入社仕立ての頃は慣れない仕事という事もあって緊張感がありますが、だんだんとルーティンとして慣れてくると気が緩むものですよね。そんな時に失敗をすると「箍が緩んでいた」と自覚し、反省をするのです。そんな慣れからの緊張の欠如... ことわざ・慣用句 2021年9月19日
「楯を突く」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 楯を突く(たてをつく) 「楯を突く」とは「楯を地面に突き立てる行為から、反抗や歯向かうや反発する事」です。民主主義は大勢の意見を尊重するので正しい反面として、逆に言うなら悪い奴が大勢を説得すれば何でも通ってしまう権力の暴走も容易となる社会システムです。ですから「楯を突く」は反抗などの意味ですが、これは多数派から見た景色... ことわざ・慣用句 2021年9月18日
「氷山の一角」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 氷山の一角(ひょうざんのいっかく) 氷山の一角とは、表に現れているのは物事の一部にすぎないと言う意味の慣用句です。氷山と聞くと海に浮かんでいる氷を想像するでしょう。しかし、見えている部分はごく一部であり海の中にはもっと大きな氷の塊が隠れています。氷山の一角は「目に見えているのは物事のごく一部」であること、つまり「表に現... ことわざ・慣用句 2021年8月31日
「嚢中の錐」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 嚢中の錐(のうちゅうのきり) 「嚢中の錐」とは「錐が袋を破って刃先が見える事から、優秀や才能ある人はどうしても目立ってしまう喩え」です。世の中には発掘されていない才能についての言葉として「眠れる才能」「隠れた才能」「埋もれた才能」などがありますが、今回は「才能ある人物は目立ってしまう」となります。同じ才能に関する言葉で... ことわざ・慣用句 2021年8月29日
「目がない」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 目がない(めがない) 「目がない」とは「○○が夢中なほど好き、人を見抜く力がない、可能性がないの3つの意味がある言葉」です。一つの言葉でまったく異なる複数の意味が込められていますが、一般的には大好きなもので「目がない」とするのが多くなります。例えば「お酒には目がない」「焼肉には目がない」「チョコレートには目がない」とい... ことわざ・慣用句 2021年8月29日
「恥の上塗り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 恥の上塗り(はじのうわぬり) 「恥の上塗り」とは「恥の繰り返しであり、また不名誉の喩え」です。例えば、街中で転んでしまい起き上がろうとしたら、また転んでしまったという経験はありませんか? 或いは仕事であるミスをしたら違うミスもしていた。このようなまるで連鎖するように繰り返して失敗めいた恥ずべき行為をするのが「恥の上塗り... ことわざ・慣用句 2021年8月28日
「痩せ我慢」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 痩せ我慢(やせがまん) 「痩せ我慢」とは「本音を隠し無理に我慢して平気を装う事」です。知り合いから遊びに誘われ、本当は嬉しくて行きたいのに休日暇だと思われたくないので用事があると断ったり、お酒を飲みたいのに健康の為と禁酒をするなど、己の欲求と反する行為をしてそれに耐えているのが「痩せ我慢」です。また、周囲が我慢している... ことわざ・慣用句 2021年8月26日
「未曽有」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 未曽有(みぞう) 「未曽有」とは「今まで一度も経験ないような非常に珍しい事」です。大災害が発生すると、ニュースや新聞で「未曽有の危機」という言葉が何度も使われますが、これは何も煽っている訳ではなく、それぐらいとんでもない出来事が起こったという事なのです。大勢の人々がかつて経験した事がない事態となり、それぐらい大変な危機... ことわざ・慣用句 2021年8月26日
「峠を越す」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 峠を越す(とうげをこす) 「峠を越す」とは「盛りの時期や危険な状態など絶頂期を過ぎて衰えていく事」です。術後の容体などで使う事が多い言葉ですが、他にも「真夏の暑さの峠を越した」「膨れ上がった借金の返済が峠を越した」など困った状況から抜け出せる見通しが立った際に使われがちです。よって、良い意味でも悪い意味でもピークを回避... ことわざ・慣用句 2021年8月25日
「年貢の納め時」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 年貢の納め時(ねんぐのおさめどき) 「年貢の納め時」とは「悪人に罪を受け入れさせたり、先延ばしの結論を覚悟を持って決めるよう促す喩え」です。昔はお見合い結婚が多かったのですが、その際にまだ独身生活を楽しみたいが結婚の頃合いでもあると結論が迷っていた際に最終判断の覚悟を決める言葉が「年貢の納め時」です。特に男性が「俺も年... ことわざ・慣用句 2021年8月24日
「鬼の目にも涙」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ) 鬼の目にも涙というのは、冷酷な人間でも時には同情や哀れみで涙を流すという例えのことわざです。誰しもの親や身の周りに仕事関係でそういった人はいるでしょう。その様な人が、突然優しくなったり、同情をしてくれたりしてくれた際に「鬼の目にも涙」と使われます。しかし、「鬼の目にも涙」がいつから使... ことわざ・慣用句 2021年8月24日
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり) 「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」とは「人生の教訓となる言葉で、人生は誰しも浮き沈みがある」という事です。良い事が続けば悪い事が起こり、悪い事が続けば良い事がやってくる。そんな当たり前を受け入れれば、幸運や不運で一喜一憂せずに賢く謙虚に生きられるのでしょう。しかし、最近... ことわざ・慣用句 2021年8月23日
「舌が肥える」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 舌が肥える(したがこえる) 「舌が肥える」とは「美味しい食べ物に詳しいグルメな人」です。日頃から美味しい物を食べている人は、羨ましいと思う反面で味に煩そうで面倒くさそうとも思ってしまいますよね。名店や食事のマナーにも煩く、まるでお高く上品に気取っているとも普通の人は感じるものです。しかし、SNSを開けば、名店のグルメが... ことわざ・慣用句 2021年8月23日
「禍福は糾える縄の如し」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし) 「禍福は糾える縄の如し」とは「幸福と不幸は縄のように表裏一体で、一時的な出来事に一喜一憂しない」という教えです。若い時はどうしても感情豊かであり、また先を見通せないので、一時的な不幸が延々と続きもう人生お終いだと思ってしまうのです。しかし、冷静になれば幸福も不幸も... ことわざ・慣用句 2021年8月20日
「盗人にも三分の理」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 盗人にも三分の理(ぬすびとにもさんぶのり) 「盗人にも三分の理」とは「泥棒にも盗む理由が少しはあり、また、どんな行為も後付けで理由が付けられる」となります。勉強不足なもので、泥棒にも多少は同情する予知ありと大目に見る的な意味と勘違いして覚えていたのですが、本来は悪い行為をするにもそれなりの理由があるという加害者側の一種... ことわざ・慣用句 2021年8月19日
「発破をかける」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 発破をかける(はっぱをかける) 「発破をかける」とは「爆薬で爆発させる行為から、相手に気合を入れたり激励する事」です。印象としては、屈強な体育教師やエリート的な上司が生徒や部下に「頑張れ」と声をかけて気合を注入するのが「発破をかける」ですよね。それによって気合が入ってやる気が出れば「発破をかけた」甲斐があるというもので... ことわざ・慣用句 2021年8月18日
「抜き足差し足」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 抜き足差し足(ぬきあしさしあし) 「抜き足差し足」とは「人に気付かれないように、静かにそっと歩く事」です。少しの足音でも周囲に気付かれる恐れがあるので、細心の注意を払って歩く際に「抜き足差し足」となります。忍者などが使う印象があるので子供が遊びで用いる言葉とも受け取れますが、現在は逆に大人の方が静かな様に関連させて使っ... ことわざ・慣用句 2021年8月18日
「槿花一日の栄」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 槿花一日の栄(きんかいちじつのえい) 「槿花一日の栄」とは「萎むのが早いムクゲの花から、人の栄華は短く儚い喩え」です。どんなに成功を収めた人でも人生は80年程度、若さは20代までと決まっています。そして大半の人は成功をする事がなく終わってしまう人生の虚しさや現実を込めた言葉が「槿花一日の栄」なのです。ですから類似の言葉... ことわざ・慣用句 2021年8月18日
「尻を叩く」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 尻を叩く(しりをたたく) 「尻を叩く」とは「古くから伝わる躾などの代表的な行為だが、現在は相手を励ましたり催促する事」です。今時「頑張れ」と言いながら相手を殴る体罰はまずありませんが、言葉としては当時の名残が色濃く残っていてそれが「尻を叩く」です。諸説ありますが、お尻は脂肪が厚いので叩いても悪影響はないと信じられ、子供... ことわざ・慣用句 2021年8月17日